業務マニュアル(手順書)を作ろうとすると、「最初から完成度の高いものを作ろう」と考えてしまうことがあります。
文章を整える。
すべての手順を書く。
例外まで漏れなくまとめる。
レイアウトまで整える。
もちろん、わかりやすいマニュアルを作ることは大切です。
しかし、最初から完璧を目指しすぎると、作ること自体が目的になってしまい、実際の業務で活用されにくくなることがあります。
業務内容は少しずつ変わっていくものです。
だからこそ、業務マニュアルは完成度よりも、更新しやすいことを意識して作る方が、長く役立つものになります。
目次
- 業務マニュアルは、作って終わりではない
- 最初は箇条書きやスクリーンショットでも十分
- 手順だけでなく、迷いそうなことも書き残しておく
- 実際に使って気づいたことを更新する
- 更新しやすいことが、長く使える手順書につながる
- ミドリンスでは、業務マニュアルや手順書の整理も支援しています
業務マニュアルは、作って終わりではない
業務マニュアルは、一度作れば終わりというものではありません。
例えば、
- 使用するシステムが変わる
- 業務の流れが変わる
- 新しい確認項目が増える
- 担当者が変わる
- より効率のよい方法が見つかる
このように、業務は少しずつ変化していきます。
最初に作った内容が、半年後や一年後もそのまま使えるとは限りません。
だからこそ、あとから書き足したり修正したりできる状態で残しておくことが大切です。
最初は箇条書きやスクリーンショットでも十分
業務マニュアルというと、文章やデザインできれいに説明された資料をイメージする方もいるかもしれません。
しかし、最初からそこまで作り込む必要はありません。
例えば、
- 作業の流れを箇条書きにする
- 操作画面のスクリーンショットを貼る
- 入力する場所に印を付ける
- 注意点を一言添える
- 関連するファイルやURLを書いておく
これだけでも、十分役立つ業務マニュアルになります。
特にシステム操作では、文章を長く書くよりも、画面のスクリーンショットが一枚ある方が、伝わりやすいことも少なくありません。
まずは「あとで思い出せる状態」を目指すことが大切です。
手順だけでなく、迷いそうなことも書き残しておく
業務マニュアルで意外と重要なのが、「あとで迷いそうなこと」を書き残しておくことです。
手順だけを書いていても、実際の業務では判断に迷う場面があります。
例えば、
手順例
- 管理表を開く
- 対象の案件を確認する
- 対応日と進捗を入力する
- 完了後、ステータスを変更する
これだけでも作業は進められます。
しかし、実際には、
- 同じ取引先で複数案件がある場合はどうするのか
- 完了日は何を基準に入力するのか
- 判断に迷った場合は誰に確認するのか
- よく間違えるポイントはどこなのか
こうした内容が書かれていると、迷う時間を減らしやすくなります。
実際に業務をしていると、「前回ここで少し迷ったな」「この判断は毎回確認しているな」と感じる場面があります。
そうした気づきを、そのまま手順書へ書き足していくことで、未来の自分や担当者が迷いにくい業務マニュアルになっていきます。
実際に使って気づいたことを更新する
業務マニュアルは、実際に使うことで改善点が見えてきます。
例えば、
- 説明が足りなかった
- 手順の順番がわかりにくかった
- スクリーンショットが古くなった
- よくある質問を書き足したくなった
- 注意点を追加したくなった
こうした内容は、使ってみて初めて気づくことも多くあります。
そのため、最初から完璧を目指すよりも、気づいた時に少しずつ更新していく方が、実際の業務に合ったマニュアルへと育っていきます。
更新しやすいことが、長く使える手順書につながる
業務マニュアルは、見た目の完成度だけで価値が決まるものではありません。
必要な時に確認できること。
迷った時に答えが見つかること。
業務が変わった時に、すぐ修正できること。
こうした積み重ねが、使い続けられる手順書につながります。
最初から100点を目指すよりも、60点でも更新し続けられる方が、結果として実用的な業務マニュアルになるのだと思います。
ミドリンスでは、業務マニュアルや手順書の整理も支援しています
ミドリンスでは、日々の業務内容を整理し、実際の運用で使い続けやすい業務マニュアルや手順書の作成・整理を支援しています。
作業手順の整理はもちろん、スクリーンショットを使った説明や、迷いやすいポイントの整理、更新しやすい管理方法まで、業務に合わせて無理なく整えていきます。
業務マニュアルは、きれいに作ることが目的ではありません。
必要な時にすぐ確認できること。
未来の自分や担当者が迷わないこと。
業務の変化に合わせて更新し続けられること。
そんな「使い続けられる業務マニュアル」を、一緒に作るお手伝いをしています。
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